イタリアワインの基本

イタリアワインの基本である格付け、分類と用語。

イタリアはワイン生産国として世界に名を馳せているが、フランスワインと比較して、むずかしいといわれる。
この難しさの原因のひとつにあげられるのが、ワインの種類、ブドウ品種が多いということだ。
20ある州すべての州でワインが作られており、土着品種の数は2000ともいわれている。

長靴の形で有名なイタリア半島。長靴の中央には縦にアペニン山脈が走り、 イタリア北には東西にアルプス山脈が横たわる。 そしてこのイタリア半島は、東はアドリア海、 西はティレニア海、南はイオニア海に囲まれている。したがって、山岳気候、 内陸性気候のいりまじる気候となる。この複雑な気候に複雑な土着品種が組み合わさって、 さらにイタリアワインは複雑になる。しかし、このバラエティーの多さが逆に魅力といえる。

イタリアワインの格付け
1963年にフランスワイン法に習い、 イタリアワインも格付けが行われた。


●DOCG
(Denominazione di Origine Controllata e Garantita)
統制保証原産地呼称。DOCに定められた条件を満たした上で、さらに国の検査官による厳しいチェックに合格したワイン
●DOC
(Deminazione di Origine Controllata)
統制原産地呼称。法的な規制を伴い製造されるワイン
●IGT
(Indicazione Geografica Tipica)
地理表示付きテーブルワイン
●VdT
(Vino da Tavola)
テーブルワイン



イタリアワインの分類、用語
イタリアワインは醸造方法、銘柄ごとの産地や品種、最大収穫量の制限、熟成期間によって分類されている。

地域やアルコール度数、熟成期間による分類

CLASSICO
クラッシコ
長い歴史においてそのワインを 生産していた特定の地域
(キャンティ、ヴァルポリチェッラ、ソアーヴェなど)
RISERVA
リゼルヴァ
特定の地域で規定のアルコール度数、 熟成期間をこえたワイン
SUPERIORE
スぺリオーレ
規定のアルコール度数を超えたワイン、
ワインの銘柄により熟成期間を規定したものもある。

醸造方法による分類
SPUMANTE
スプマンテ
発泡性のワイン 摂氏20度で3気圧以上
VINO FRIZZANTE
ヴィーノ フリッザンテ
発泡性のワイン 摂氏20度で1から1.5気圧
LIQUOROSO
リクオローゾ
ある特定のアロマ香の強いブドウの品種にアルコール、
もしくはブドウの蒸留液、凝縮したモストなどを加えて作る。
PASSITO
パッシート
収穫した後、陰干しにして糖度を高めたブドウを原料にして作る甘口ワイン
RECIOTO
レチョート
パッシートと同様に、収穫したブドウを陰干しにしてから醸造するワイン。
CHIARETTO
キアレット
赤ワインと同様の醸造工程だが発行の途中で果皮を取り除くロゼワイン。
AROMATIZZATO
アロマティッザート
ワインにアルコール、砂糖やハーブ類を加えたもの。
VIN SANTO
ヴィンサント
ブドウを収穫した後に藁の上で数カ月乾燥させることで糖度を高める。
その際に果汁を搾り発酵させ、樽で熟成させたワイン。
NOVELLO
ノヴェッロ
イタリアワインにおけるフランスでいうところのボジョレーヌーボー。新酒。

糖度による分類
辛口
薄甘口
中甘口
甘口
SECCO
セッコ
ABBOCCATO
アッボカート
AMABILE
アマービレ
DOLCE
ドルチェ

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