少し遅れ気味の秋を迎えた2018年。
買い物に行くと、ようやく、「秋」らしい味覚が並び始めました。
ここ10年で、スーパーマーケットが定着し始めたせいか、市場ならまだしも、旬の素材を探す方が難しくなりつつあります。
そんな最中、これを見ると、やはり秋が来た…と思う食材。
「ポルチーニ茸」。
今年は、10月中過ぎまで暖かい…というよりは、暑い日が続き、雨こそ降れど、なかなか出てこなかった食材です。
いつもに比べ、少し小さめな気がします。
そして、「栗」。
街角にも、煎った栗を売る屋台がチラホラありますが、家庭で栗を煎る人も多く、栗売り場には、必ず、専用のフライパンが売っていたりします。
甘くて美味しいので、栗のジャムとか、栗の粉も売ってたりしますが、この時期の風物詩、カスタナッチョというお菓子も、この地域では親しまれています。
「リンゴ」は、年がら年中買えますが、この時期のリンゴはほのかに色づき、調べたら、やはり秋の季節ものなのだとか。
秋というと、果物が多くなる感じがします。
今では、「cachi」として、すっかりイタリアでも定着している、柿も並んでいました。
イタリアでは、身が崩れるほど熟したものを食べるのがお好みらしく、柔らかいものが多いです。
そして、何より、私が楽しみにしているのは、「搾りたてオリーブオイル」。
天候の関係もあって、去年より少し遅れ気味のオリーブオイル。
まだ、11月の初めでは、ほんの数種類というところ。
これも、今月終わりころには、あちこちに並べられる事でしょう。
「旬」のものを見ているだけで、なんだかワクワクした気持ちになるのでした。
2018.11.14

yuki

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