イタリアでは夕食の前に食前酒を飲む習慣があります。
イタリア語ではアペリティーボ(Aperitivo)と言います。
日本人にはフランス語の“アペリティフ”と言ったほうが馴染みがあるでしょうか?
アペリティーヴォを夕食の前に飲むことで、食欲が増してくるのはもちろん、食事の前にお酒を少し飲みながら家族やお友達とおしゃべりするとこによって、食事がより楽しくなるような気がします。
外食するときや、家に帰る前に友達や同僚なんかと「アペリディーボをしよう!」「アペリティーボに行こう!」とBARに立ち寄るイタリア人が多いです。
先日、主人とアペリティーボをしました。
アペリティーヴォと一言で言っても、いろいろな種類のお酒があります。
カクテルやグラスワインなど、飲みたいものを注文すればいいのですが、私がよくアペリティーボで注文するのはプロセッコ(Prosecco)。
この日もプロセッコを飲みましたよ。(写真上)
プロセッコとは同名の品種の葡萄から作られるイタリアの発泡性辛口白ワインです。
シュワシュワとした泡に、すっきりとした味。夏の日の夕方なんかに飲むと最高です。
「辛口のお酒はちょっと…」という女性の方にはスプマンテ ドルチェ(Spumante Dolce)もオススメ。
同じく発泡性白ワインですが、こちらは甘口で飲みやすいです。
イタリアでディナーの前に、BARに立ち寄って、カウンターで立ったままスマートに、または席についてゆったりと、アペリティーボを楽しんでみるのはいかがでしょう?
日々の生活を楽しむのが大得意のイタリア人達のテクニックの一つだと私は思います。
ほとんどのBARがだいたい18時から20時までの間アペリティーボをしています。
このアペリティーボという習慣、本当に奥が深いです。
またいろいろなアペリティーボをご紹介していきたいと思います。
2014.09.10

shiho

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