2018年になって、実行された法改正。
なんと、スーパーの計り売り野菜用ビニール袋が有料化されました。
おふれがあったのは、昨年末の12月30日頃ですから、有無を言わさず実現化を図ったことになります。
スーパーに行ってみると、早速、こんな看板が。
「Cambia la legge Ma non il nostro impegno.」
訳すと、
「法律が変わりました。でも、私たちの利益ではありません。」
といったところでしょうか。
しかも、普通のビニール袋ではなく、Bioでなくてはならないのだそうです。
環境保護のため…とは言いますが、これには、1〜5セントの金額がかかってきます。
また、スーパーによって、設定料金も違います。
そこで、スーパーに行って、ちょっとお試ししてみます。
こちらは、リンゴを2つ、指定の袋に入れて、価格シールを貼ったもの。
そして、もう1つは、洋梨を1個、直接洋梨に貼ってみます。
受け取ったレシートには、一袋分の金額2セントが計上されていました。
上から2番目の「SAC COMPOSTABILE」がそれです。
ちなみに、「SHOPPER EXPRESS COMP」は、すべての購入品を入れる、少し大きめのビニール袋。これは、エコバッグでも、手持ちの袋に入れるでも代用がきくので、購入するかしないかは、消費者が選べます。ここのスーパーは、10セントでした。
計り売りの野菜や果物でも、直接、貼ることのできないものは、すべて、この指定のBioビニル袋に入れなくてはなりません。
場所によっては、直貼りしたものにも袋代が計上されている…なんて、噂を聞きます。
いずれにしても、日本のように小分けの袋をちょっと貰う…ということは出来ないようです。
ちなみに、市場や外の屋台で購入するものにも、袋代は徴収されますし、薬屋さんの袋も同様だそうです。
節がない世の中になってきたなぁ…
新年早々、そう思うのでした。
2018.1.17

yuki

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