新年明けましておめでとうございます。
日本では、すっかり正月気分ですが、イタリアは、まだまだクリスマス気分が続きます。
イタリアでのクリスマスは、12月8日の受胎告知の祝日から始まり、1月の6日に迎えるエピファニアと言われる公現祭までの、ほぼ1ヶ月。
という事で、街中のイルミネーションも、未だに健在しています。
でも、12月の26日も過ぎた頃、街角のお店では、1月6日のエピファニアに向けて、一新されていました。
大きな靴下が沢山、並んでいます。
イタリアで、このエピファニアを迎える日、
べファーナと呼ばれる魔女が、良い子にしている子には、お菓子を、
悪い子には、炭を靴下に入れておく…なんていう言い伝えがあり、
靴下といえば、日本の場合、クリスマスプレゼントとして、25日の朝にサンタさんがプレゼントを入れていると信じているので、
国が違えば、その迷信もまた違うのだなぁと思ったりするのです。
まぁ、実際には、お父さんやお母さんが用意する、このお菓子入り靴下。
てっきり、お子様専用かと思いきや、
ちょっと大人テイストのデザインもありました。
中身が気になります。
そして、やっぱりここはフィレンツェ。
フィオレンティーナの靴下。
子供用というよりは、ティフォーゾと言われる、サッカーチーム フィオレンティーナ贔屓の人のため。
フィレンツェ人は、好きな人が多いです。
きっと、他の都市では、別のチームの靴下があるのでしょう。
その中身は、ガサゴソとチョコレートやらスナックやらが入っている感じです。
子供でなくても、ワクワクしてしまうのかもしれません。
新年明けても、クリスマス。
イタリアのクリスマスは、長いです。
2019.1.2

yuki

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