週末を利用して、チェルタルド(Certaldo)の町にやってきました。
フィレンツェから車で1時間弱のこの町は、中世の時代の面影をひっそりと残した小さな町です。
「デカメロン」で有名なイタリアの詩人、ジョバンニ・ボッカッチョの生まれた町でもある、チェルタルド。
彼の家の前には、しっかりとその形跡が残されています。
2つの教会とプレトリオのパラッツォそして、ボッカッチョの家。
たったそれだけがある町ですが、サンジミニャーノのようなレンガの町づくりは、とても魅力的です。
ここに残されたフレスコ画もまた、素敵。
町の中心の目抜き通り。
どこまでも続くレンガ色と空のコントラストが、私たちを異空間に誘い込みます。
町のところどころに、植栽が溢れ、こんな素敵な風景を目の当たりにすることができます。
郵便ポストですら、一枚の絵のよう。
猫も主役を買ってでてくれます。
メイン通りから、見渡せるチェルタルドの風景。
どこを撮っても、素敵な空間がそこにあります。
季節は、オフシーズン。
真とした静けさがまた魅力的ではありますが、7月の中世のお祭りには、人で溢れかえるそう。
その時期になったら、また訪れてみたい…と思うのでした。
2018.3.7
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yuki
イタリア在住20年以上。フリーランスとして、さまざまなサイトでライターとして活躍中。イタリアの魅力と旬な情報を日本に紹介しています。
趣味は、おいしい食材を求めて、いろいろなところを巡ること。

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