すっかりクリスマスモードのフィレンツェの街なか。
ドゥオーモ前には、毎年恒例の大きなツリーが掲げられ、見ているだけでも美しいです。
クリスマスといえば、プレゼーぺ。
ドゥオーモの一角には、クリスマス前になると、プレゼーぺが飾られます。
宗教画もそうですが、「キリストの誕生」を目で学ぶことが出来る、このプレゼーぺ。
ここが、キリスト教の国なのだと、再認識させられます。
ヨゼフにマリア、そして、馬小屋が主要の要素ですが、ドゥオーモのプレゼーぺは、なぜか、牛がいます。
まだ25日になっていないので、キリストは生まれていません。
12月25日0時に、「キリスト」が生まれると、ここにキリストが登場します。
このプレゼーぺ、教会だけでなく、家庭で飾るところもあるのだそうで、日本のお正月のような伝統的行事であります。
テレビのニュースなどを見ていると、もっぱら、その注目は、この日に何をプレゼントするのか?ということと、この日に何を食べるのか?ということ。
クリスマス前は、いつもは閉まっているはずの市場も、日曜は営業。
近くのお肉屋さんや魚屋さんは、長蛇の列です。
恋人達のイベントと化している日本とはまた違った、家族単位のイベントに、大きく盛り上がっているイタリアです。
2018.12.24
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yuki
イタリア在住20年以上。フリーランスとして、さまざまなサイトでライターとして活躍中。イタリアの魅力と旬な情報を日本に紹介しています。
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