日本でクリスマスといえばチキンにクリスマスケーキ、お正月といえばお雑煮に御節…。
じゃ、イタリアは???
今回は私のイタリア人家族のクリスマス料理と、お友達と食べたお正月料理をご紹介したいと思います。
~クリスマス編~
イタリアでは12月25日クリスマスのランチを家族みんなでいただくのが伝統です。
私のイタリア人家族の間では、12月24日イヴのディナーは夫の実家で、25日クリスマスのランチは義妹の家でというのが恒例です。
今回はメインの義妹の家でのランチをご紹介しますね。ちなみに、料理は全て義妹が料理しました。
まず、上の写真はアンティパスト(前菜)のクロスティーニ。
鶏レバーのペーストです。パンに塗って食べます。トスカーナの典型的な前菜メニューの一つです。
プリモピアット(一皿目)はトルテッリーニという詰め物のパスタをスープに浮かべたスープパスタ。
スープも義妹が何時間もかけて野菜と肉を煮込み作った物。とても優しい味がします。
イタリアのクリスマスでは定番のメニューです。
セコンドピアット(メイン料理)は、豚肉のロースト・ハムと黒トリュフ巻き、ローストビーフ、つけ合わせにグリンピース。
お肉も柔らかく、とても美味しかったです。
でも、正直、2014年は(これでも)控えめなクリスマス・ランチでした。
前菜数種類に、プリモピアットが2種類…なんて年もありましたからね…。
クリスマスはひたすら食べます。
ランチのはずなのですが、夕方くらいまで食べたり、飲んだり、そしておしゃべりをするのが定番です。
~お正月編~
日本と違って、クリスマスは家族と過ごし、お正月は友達と過ごすことの多いイタリア人たち。
私たち夫婦も、クリスマスは家族と、年末年始はお友達夫婦と一緒に過ごしました。
いろいろ食べたのですが、イタリアお正月料理の定番と言えば…
ザンポーネ。
豚足です。
豚足の中に、ミンチ肉などが詰まっている料理。
お友達がお肉屋さんで買ってきてくれました。
コトコトコトコト煮ること約3時間。
美味しいザンポーネの出来上がり。
つけ合わせはレンティッケ(レンズマメ)。
レンティッケをお正月に食べると、その年、お金が入ってくる…という縁起のいい食べ物なんです。
お腹一杯の年末年始でした~。
2015年もフィレンツェより、トスカーナやフィレンツェの魅力をお伝えします。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
2015.1.7

shiho

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