暑い日が続きます。
この時期になると、日中は、体温を超える日もあり、体調管理が気になるところです。
イタリアで楽しいはずのバカンスが、突然の体調変化にどうしたら良いのか?
今までにも何度か聞かれたことがありました。
イタリアは、ホームドクター制です。
旅行者にとっては、医者の診察を受けるのが、日本に比べて、容易ではありません。
もちろん、プライベートのドクターもありますが、料金は総じて高いです。
救急の場合は、救急病院に行くことをお勧めしますが、軽い症状であれば、現地に住む私たちも、「薬局」を利用します。
薬局は、Farmacia (ファルマチア)。
緑の十字架が目安です。
薬局には、必ず、薬剤師さんがいて、それぞれ、自分の症状を告げ、その症状に合ったクスリを棚から出してくれます。
日本と違うのは、気軽に手に取れる場所には置いていないところ。
症状を伝える…これが、おそらく、旅行者にとっては、難題であるような気がします。
例えば、
・「熱があります。」は、Ho la Febbre.(オ ラ フェッブレ)
・「風邪をひいています。」は、Ho un Raffreddore.(オ ウン ラッフレドーレ)
・「頭が痛いです。」は、Mi fa male la testa.(ミ ファ マーレ ラ テスタ)
・「お腹が痛い。」は、Ho mal di Pancia.(オ マル ディ パンチャ)
たいてい、Ho mal di 〜.(オ マル ディ 〇〇)で、痛い部分の言葉を入れれば通じます。
最近では、スマフォのアプリが充実しているので、その翻訳機能を駆使すれば、言葉がわからなくても、相手に伝えることができるかと思います。
ちなみに、
フィレンツェでは、夜中の12時まで営業している薬局があります。
ひとつは、駅の構内の薬局。もうひとつは、ドゥオーモ広場の角手にある薬局。
本当はお世話になりたくないですが、少しでも体調の変化を感じたら、無理して悪化させる前に対応することをお勧めします。
イタリアは陽が強く、乾燥していますから、日頃から水分補給を心がけると良いかもしれません。
2018.8.8

yuki

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