6月24日はフィレンツェの町の守護聖人、聖ヨハネ(イタリア語ではサン・ジョヴァンニ)の日で、フィレンツェは祝日でした!
フィレンツェでは6月24日はサンタ・クローチェ教会前の広場でカルチョ・ストーリコ(古式サッカー)の決勝戦行われる他、祝日の最後を飾るのはミケランジェロ広場から打ち上げられる花火です。
今年はミケランジェロ広場の下、サン・ニッコロ地区にアパートを持つお友達が花火を見ないかと誘ってくれました。上の写真はそのアパートのテラスです。
世界遺産に登録されているフィレンツェ歴史地区の建物の中はこんな感じ。暖炉も、小さな窓も、なんだか歴史を感じます。
現在、イタリアは午後9時半くらいまで日があり、なかなか暗くなりません。
花火開始予定時刻も午後10時と日本に比べ遅めです。
花火のあがる時間まで、テラスでお友達たちとそれぞれ持ち寄ったお料理をワイン片手にいただきます。
そうしてる間に、空もだんだん暗くなってきました。
この日集まったのは12人。とても暑い1日だったので、冷えたスパークリングワインや白ワインがすすみます。
さぁ、日も暮れてそろそろ花火が始まるころ…
ミケランジェロ広場の方から花火があがりはじめました!
ミケランジェロ広場のすぐ下から見る花火は大迫力でした!
まるで花火が降ってくるようでしたよ。
イタリアでは日本のような花火大会、夏祭りはありませんので、フィレンツェでこうして花火が見られるのは6月24日の聖ヨハネの日だけです。
世界遺産の建物一つのテラスで、フィレンツェ特有の赤茶色の屋根を見ながら花火鑑賞というのもなかなか風流でした。
2016.6.29
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shiho
フィレンツェに2004年より在住。フィレンツェでイタリア人に日本語を教える日本語教師。
休日は、トスカーナの魅力を探しにドライブ。
おいしいもの、トスカーナの田舎、フィレンツェのきれいなものが大好き。

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