6月。日本ではそろそろ梅雨が…といわれる雨の多い季節ですが、ここイタリアでは6月はいい天気が続く、最高の観光シーズンです。
現在はサマータイムということもあって、イタリアは夜の8時、8時半でもまだ日があります。遅くまで明るいし、天気もいいので、ついつい晩御飯前にお散歩を…なんて思って、目的もなくふらっと出かけてしまいます。
特に目的もなく、なんとなく散歩するだけでも、この町は飽きることがありません。どこを見ても絵になる町です。
ルネッサンスの時代から現代まで、何百年と変わらない町並みも、実は時々“変化”を見せてくれることがあります。
フィレンツェの歴史地区にあるとあるホテルの壁一面に現れたスプーン。ミラノで開催中の食がテーマのエキスポにちなんだアートだそうです。
ホテル自体がアート作品になっているのですね。
前の広場には巨大スプーンも!
遠くからフィレンツェの町並みを眺めると、そこは時間が止まったルネッサンスの町ですが、町の中を歩いていると過去と現代が上手く融合した風景を見ることができます。
フィレンツェの街中には、実際に自分の足でこの町を歩いてみなければ見つからない魅力というのがあります。10年以上フィレンツェに住んでいて、たいていの場所は訪れたことがあるはずなのに、少し小さな道に入ってみると、そこにはまた新発見があるものです。それは、歴史あるものだったり、モダンなものだったり様々です。
まだまだ日本人に知られていないフィレンツェの街角の魅力。
発見しに来ませんか?
2015.6.3
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shiho
フィレンツェに2004年より在住。フィレンツェでイタリア人に日本語を教える日本語教師。
休日は、トスカーナの魅力を探しにドライブ。
おいしいもの、トスカーナの田舎、フィレンツェのきれいなものが大好き。

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