フィレンツェの象徴、花の聖母寺と呼ばれるフィレンツェのドゥオーモ(大聖堂)。
私が初めてフィレンツェのドゥオーモを見たのは2002年夏、旅行で初めてフィレンツェを訪れたときでした。
その美しさに感動して、その時「また必ずここに戻ってこよう!」と思ったのを覚えています。
色とりどりの花のように、鮮やかな色彩のフィレンツェのドゥオーモ。
なにも色が塗ってあるわけではありません。
色大理石からできているのです。
壁面に施された細かい彫刻。
本当に人の手で造られたものなのか?と思ってしまいます。
では、ドゥオーモの中に入ってみましょう。
華やかな外観とは打って変わって、フィレンツェのドゥオーモの中はシンプルです。
床に大理石で施された模様が美しい。
祭壇に向かって歩いていくと、左にどこかへ続く階段が見えてきます。
これはクーポラへと続く階段です。
クーポラへ登るには(有料)一旦ドゥオーモを出て、ドゥオーモ向かって左側にあるクーポラ専用の入り口から入らなくてはならないのでご注意を。
さて、フィレンツェのドゥオーモのシンボルともいえる赤茶色のクーポラ。
その内側(天井)はフレスコ画で埋め尽くされています。
その下にある祭壇はいたってシンプル。
ドゥオーモの前に立つと、中に入ると、歴史、芸術、技術、威厳、神聖…そんな言葉が頭をよぎります。
フィレンツェに住むこと10年。
何回このドゥオーモの前を通ったか、もう覚えていません。
それでもまだ、ドゥオーモの前を通るたびに、思わずその美しさにみとれてしまい、立ち止まってしまうのです。
この町に来てよかったなと思う瞬間です。
2014/10/15
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shiho
フィレンツェに2004年より在住。フィレンツェでイタリア人に日本語を教える日本語教師。
休日は、トスカーナの魅力を探しにドライブ。
おいしいもの、トスカーナの田舎、フィレンツェのきれいなものが大好き。

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