6月24日はフィレンツェの守護聖人の日で祝日です。
今年は伝統行事が取りやめとなり、さびしい祭日になりますが、天候不順を脱してすっかり夏になりました。
先週、ひさびさに電車に乗ってローマへ行きました。
コロナ以降ソーシャルディスタンスのため、乗客が減らされているので、格安チケットの販売はないのではと思っていたのですが、早割りプラスセールでチケットも手に入りました。
ロックダウン緩和以降、初の電車利用だったので、普段より余裕をもって駅に行きました。
大きな変化は駅のコンコースです。床に矢印が引かれ、人の動きをコントロールする工夫がされていました。
フィレンツェの駅には、8時半ごろ到着しました。
通常ならかなり混雑する時間帯で、駅の地下にあるお店は営業を始めているのですが、人はまばらな感じでした。
お店も営業時間を変えているのか、まだ閉まっているお店がほとんどでした。
それでも駅構内の本屋さん兼バールなどは営業していました。
入口と出口は分かれていて、入口には消毒液が設置されていました。
バール部門は飲食カウンターや席が完全になくなり、テイクアウトのみになっていました。
私は電車の出発時刻まで30分近く時間があったので、座って待とうと切符売り場の待合室に行ってみると、なんと椅子が消えていました!
コロナ対策で取り払ってしまったのか、新しいものに取り換えるつもりなのかは不明です。
というわけで、早めにチェックを受けてホーム側に入りました。
コンコース中央寄りにアルタベロチタ(特急)の乗客用が設けられていました。
チケットチェックと体温チェックを受けてホームエリアへ入ります。
そして車内、車両の入口ごとに消毒液が設置されていました。
これはローカル列車でも同様のようです。
今回イタロのスマート(2等座席)だったのですが、2人並びの席に1人のみでした。
いつまでこの措置が続くのかわかりませんが、ゆったりと快適な旅ができました。
乗客数を減らしている分、チケットが売り切れるのも早そうです。
この状況にもかかわらず、セールまでおこなってくれてありがたいかぎりです。
ローマの駅もフィレンツェとほぼ同じようになっていました。
私が訪れた施設では感染防止のため、オーディオガイドの貸し出しを取り止めて自分のスマートフォンにアプリケーションをダウンロードして解説を聞くようになっていました。
そのため、まさかの充電切れで途中休憩を兼ねてバールで充電させてもらう事態に陥りました。
次回はこんなことがないようにと、先日モバイルバッテリーを購入しました。
今後の観光ではみなさまも気をつけてくださいませ。
2020.6.24

shinako

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