「花の都」と言われる、フィレンツェ。
毎週木曜日、レプブリカ広場のすぐ側では、植栽市が開かれます。
中央郵便局の入り口の回廊には、仮設で作られたテーブルの上に、色とりどりの花や植栽が所狭しと並べられています。その美しさに、なんだか癒されます。
真剣に品定めをしているイタリア人を見ると、本当に花が好きなのだなぁ…と思わずにはいられません。
夏は、テラスや庭で食事を楽しむ人も多いので、割と大きめの観葉植物も売られています。
食いしん坊の私が気になるのは、食べれる植栽。
定番のバジルやローズマリー、セージやパセリをはじめ、普段、なかなか買えないような、珍しいハーブもいっぱいあって、どれを選んでいいのか迷うほど。
食卓に並ぶ料理を想像すると、ワクワクした気分になってしまいます。ハーブのあるキッチンに憧れてしまうのです。
そして、もうひとつ気になるのは、サボテン。私にとっては、健康のバロメーター。
サボテンばかりを扱う店には、いつもお世話になっています。
種から育てるのは大変ですが、植木鉢の状態なら、植え替えればOKですもんね。
イタリアの小さな街で見る、色とりどりの植栽は、実は、こういう植木鉢を植え替えて、常に花を絶やさないようにしているのです。
イタリアの街を彩る植栽を見てみるのも、なかなか楽しいものです。
木曜の朝、レプブリカ広場の植栽市をのぞいてみてはいかがですか?
2017.6.28
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yuki
イタリア在住20年以上。フリーランスとして、さまざまなサイトでライターとして活躍中。イタリアの魅力と旬な情報を日本に紹介しています。
趣味は、おいしい食材を求めて、いろいろなところを巡ること。

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