「今年もやってきた…」
そんな噂を聞きつけて私がやってきたのは、サン・アヌンツィアータ広場です。
フィレンツェ大聖堂から5分ほど歩いたところにある広場。この広場で、11月1日までフランスのマルシェが開かれていました。
今年のテーマでしょうか。「フランス マーケット 良き時代」という看板が。
お昼時とあってか、テーブルには人がいっぱいで、また美味しいものを購入したくて、ウズウズしている人々が列をなしています。
人々の間をかき分けて、中にどんなお店があるのだろう…と、キョロキョロしていると、「ボン・ジュール!」と声をかけられました。
フランスのマルシェですから、ここはイタリアでも、フランス語なのですね。
それにしても、色とりどりで、見ているだけでも綺麗です。
イタリアにもありますが、ドライフルーツもこうして並べると、ひときわオシャレに見えるから不思議です。
石鹸やら、ポプリやら、食材以外のものも一杯ありましたが、フランスと言ったら、やっぱりこれです、フランスパン。
塩の入っていない、トスカーナパンに囲まれている私たちには、とっても嬉しいこのバゲットは、なんと、この会場で焼かれたもので、中で働いているイケメン兄さんは、とても忙しそうでした。
切り売りピザもいいけれど、こんなバゲットも、たまには食べたくなっちゃいます。
カマンベールもいろいろで、そしたら、フランスワインも欲しくなっちゃいますね。
フランス料理は、メディチ家が持ち込んだイタリア料理に起源があるのだとか、いろいろ聞きますが、どちらも甲乙つけがたく、イタリア料理が大好きな私ですが、すっかり夢中になってしまったのは言うまでもありません。
フランスで採れた生牡蠣をツマミにシャンパンで乾杯しているカップルの笑顔が、私を幸せな気分にさせてくれたのでした。
2017.11.8

yuki

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