地元をこよなく愛するイタリア人。
地方に行けば、その土地その土地で、大切にされているものが沢山あることに気づきます。
普段何気なく置かれているものでも、案外、地元の名産品だったりするのですね。
当たり前だから気付かないモノもある…
今回は、そんなものの中から、一部をご紹介したいと思います。
1. 「Marvis」の歯磨き粉
いろいろな種類の取り揃ったマルヴィスの歯磨き粉は、100パーセントフィレンツェ産。
最近では、日本人の方のお土産としても人気があります。パッケージのデザインもさることながら、その質にも定評があります。
2. ボディソープ「Borotalco」
Neutro Roberts は、1921年、イギリスの薬剤師、ヘンリー・ロバーツとフィレンツェ人であるロレンツォ・マネッティとで開設された、マネッティ&ロバーツを母体としています。石鹸作りがメインのヒット作がこれです。テレビのコマーシャルでよく見かける商品ですが、まさか、フィレンツェ産とは…な商品です。
3. ムジェッロの「Bagno Schiuma」
Mugello(ムジェッロ)といえば、サーキットで有名なフィレンツェの郊外にある土地ですが、その地で作られている自然派志向のボディソープ。ビオが売りのこちらの商品は、とても繊細で、その分、肌にとても優しいのが嬉しいです。
4. ローズウォーター
フィレンツェのシニョーラたちが愛好するローズウォーター。
ローズだからシニョーラたちに人気があるのかと思いきや、これも、フィレンツェ産。
前出の Neutro Roberts と関連会社であります。
最近では、化粧落としなんかも売られています。
パッケージがまた素敵で、お土産にいいかもしれません。
フィレンツェに長く住んでいながらも、こんなに、地元の物に日常溢れているなんて、目から鱗な話です。
もしかしたら、もっともっとあるのかも…と、「当たり前」意識を払拭できそうな予感です。
2018.5.23

yuki

最新記事 by yuki (全て見る)
- フィレンツェの紋章とは? - 2019年3月27日
- 穴場の観光スポット、オルサンミケーレ教会 - 2019年3月20日
- イタリアのお米の種類 - 2019年3月13日
コメントを残す