トスカーナ州アレッツォ県のモンテマルチャーノという小さな町の“秋祭り”へ行ってきました!
小さな町の中へ入るには中世の時代から残っている“鐘の門”を通ります。
この鐘の門へは登ることができ、門の上からモンテマルチャーノの町を眺めることができます。
町の中は石造りの建物が残る趣のある街並みです。
この日は町の“秋祭り”ということで、街中に食べ物を中心とした屋台が出ており、地元の人たちで賑わっていました。
この地域で採れた豆や胡桃、栗を売っている屋台や…
焼き栗もありました。
焼き栗は上からぶら下がった鉄板に栗を乗せて焼かれていました。
焼き栗と一緒にホットワインを売っている屋台、この地域周辺のワイナリーのワインを売っている屋台もありました。
他にも、サルシッチャ(イタリアンソーセージ)を炭火で焼いてパンに挟んだボリュームたっぷりのパニーノも売っていました。
サルシッチャが焼かれているそばを通ると、いい~におい!
また、焼き立ての薄いスキャッチャータを売っている屋台も!
スキャッチャータはピザ生地のようなパンに塩とたっぷりのオリーブオイルがかかっているもので、厚みのあるフワフワしたものと、薄いパリパリしたものがあるのですが、ここのはパリパリタイプ。
その場で作って窯で焼いていました。
私も焼き立てを一枚いただきました!
焼き立てのこんな大きなパリパリのスキャッチャータを見るのも食べるのも初めてでした。
顔よりも大きなスキャッチャータですが、本当に薄いのでそんなに重くありません。
パリパリと香ばしく、日本人の私は御煎餅を思い出しました。笑
一緒にいたイタリア人のお友達や私のイタリア人夫によると、彼らが子供の頃はこれをよくおやつに食べていたそうです。
シンプルだけど、美味しい。確かに飽きない味です!
大人のイタリア人たちには懐かしい、日本人の私には新しい体験でした。
2016.10.26

shiho

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