5月1日までフィレンツェのバッソ要塞で、芸術家たちの祭典が開催されていました。
実に今回で82回を迎えた「Mostra Internazionale dell’Artigianato」。
会場は、いろいろなアーティストで彩られます。
ジュエリー、木工、革製品…。
卓越した技術とその美しさは、見るものの心を捉えて放しません。
以前にも、足を運んだことがありますが、その質や量は、年々アップしているのでは…と思わずにはいられません。
本物の花や花びらを利用したアクセサリー。
自然の美しさと技術の融合は、一点限りで、見ているだけでも楽しい気分にさせてくれます。
使い古したエスプレッソマシーンや空き瓶にポップなデザイン。
使い捨ての時代から再利用の時代へ、芸術家たちもいろいろ考えるのですね。
空き瓶をカットして、照明スタンドとして利用する、本格的インテリアデザイン。
ガラス本来の持つ色の美しさとのコラボレーションがたまりません。
「お、これは!」
と、ついつい目にいってしまったのが、このテトラパックを再利用した、なんと、お財布。
考えたものですね。
注ぎ口がストッパーになってます。
同じ方が製作している木ベラ。
何気に置かれている、ツボ押しスティックが気になる私です。
そんな中、、、
こんな姿もありました。
折り鶴。
日本のアーティストさんたちも何人かいらっしゃいました。
なんだか、とっても素敵です。
下手の横好き…な私ですが、なんだか手を動かしたくなる衝動にかられています。
毎年開かれる、この展示会。
来年も楽しみです。
2018.5.10
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yuki
イタリア在住20年以上。フリーランスとして、さまざまなサイトでライターとして活躍中。イタリアの魅力と旬な情報を日本に紹介しています。
趣味は、おいしい食材を求めて、いろいろなところを巡ること。

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