日曜日はクリスマスでしたね。今回はイタリアの伝統的なクリスマスケーキをご紹介します!
上の写真、箱に入っている焼き菓子がイタリアのクリスマスケーキ、パネットーネとパンドーロという伝統的なクリスマスのお菓子です。
写真中央の青い箱に入った中に何も入っていないシンプルな焼き菓子がパンドーロ、その他は中にフルーツの砂糖漬けが入ったパネットーネという焼き菓子です。
パンドーロはヴェローナ、パネットーネはミラノと、どちらも北イタリア発祥のお菓子のようですが、イタリア全土でこの時期食べられます。イタリアのクリスマスには欠かせないお菓子です。
上の写真のパネットーネやパンドーロは25日クリスマスのランチにイタリア人義妹のお家に伺ったときにあった物。
(イタリアではクリスマス当日25日のランチを家族で食べるのが重要とされています。)
義妹の家族は大家族ではありませんが、こんなにもたくさんのパネットーネやパンドーロが!
実はこの光景、この時期のイタリア家庭ではそう珍しいことではありません。
というのも、クリスマスプレゼントとして、いろいろな人からもらったり、あげたりする機会が増えるからです。
ちなみに、上の写真の下3つの箱はスパークリングワイン付き。
日本のお歳暮のようなものですね。
これだけたくさんのパネットーネやパンドーロとなると、クリスマスだけではもちろん食べきれません。
でも、心配無用!これらの焼き菓子はかなり日持ちするので、クリスマスシーズンが終わった後もイタリア人たちはカップチーノと一緒に朝食に、またはおやつに食べるのですよ。
さて、このパネットーネとパンドーロ、スーパーなどでも手軽に購入できるものから、高級パスティッチェリア(イタリア語でケーキ屋さん)の高級なものまで、お値段も、お味もピンキリです。
私たち家族がイタリア人夫の実家でクリスマスイヴの日に食べたパネットーネはフィレンツェの老舗パスティッチェリアのパネットーネ!
毎年、舅が勤めていた会社がプレゼントとしてくださるんです。
箱も豪華です。
チョコレートが有名なお店なので、パネットーネの上には大きなビターチョコが乗っています。
パネットーネを切ると、ふんわりもちもちの生地に干しぶどう、オレンジピールなどのフルーツの砂糖漬けが入っています。
甘いデザートワインと一緒にいただくと、より美味しいです。
今年も美味しくいただきました!
日本のクリスマスケーキにはイチゴと生クリームのケーキ、チョコレートケーキ、チーズケーキ…など、いろいろな種類があり、デコレーションも華やかな物が多いですが、イタリアのクリスマスケーキはとってもシンプルで素朴なクリスマスケーキです。
日持ちもするので、クリスマスシーズンにイタリアへ来られる方はお土産にいいかもしれませんね。(小さい物も売っています。)
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今年もブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。
来年もフィレンツェよりフィレンツェ情報、トスカーナ情報、イタリア情報をお届けします!
それでは皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。
Buone Feste!
2016.12.28

shiho

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