イタリアで外食をする時、どこにしよう…と思うのは、何も、日本から来た人ばかりではありません。
現地に住んでいたとしても、数多くあるレストランの中で、少しでも満足できるところを選びたいと思うものです。
1月中頃、こんなニュースがイタリア中に駆け巡りました。
「ステーキ3皿と魚介のミックスフライ1皿で、1,100ユーロ!」
なんと、日本人学生4人を相手に、こんなぼったくり事件がヴェネツィアで起きたのです。
ただ事ではない金額に、イタリアを賑わせたこの事件。
蓋を開けてみれば、以前から、ぼったくりを働いていたということで有名なレストランだと判明しました。
サービス大国、日本で育った私たちには、ありえない仕打ちの、ぼったくり。
言葉がわからない国で、それでも、楽しく美味しい時間を過ごすには、どうすれば良いのかを改めて、考えてみました。
まずは、お店に入る前に、値段チェック。
素敵だな…と思うお店に一歩入る前に、どれくらいの相場なのかを知るには、お店の前に表示されているメニューを見てみることをお勧めします。
書いてある内容がわからなくても、値段だけは、把握できます。
店員に声をかけられたとしても、納得いかなければ、入る必要はありません。
むしろ、呼び込みをするレストランこそ、怪しいと思った方が良いかもしれません。挨拶と呼び込みは、全く違うものです。
時間の余裕があれば、ネットで、そのレストランの評判をチェックすることもお勧めします。
ヴェネツィアで起こったような、ぼったくりレストランでは、そのような悪評も既に書かれていたりするものです。
そして、
食事中に頼んでいないものが出てきた時には、はっきりと頼んでいないことを意思表示した方が良さそうです。「NO」と言えること、言ったとしても、それで不愉快な気分になることはありません。
会計時は、その内容をきちんとチェックした方が良さそうです。特に、頼んでいないものが加算されていたりする時は、支払い前でしたら、交渉することもできます。
大勢を相手に立ち回るレストランでは、単純ミスも、稀にありますから。
お店に一歩入る前に、チェックしておくことが、美味しい時間を得られるコツかもしれません。
ちなみに、、、
話題のヴェネツィアのレストランは、20,000ユーロほどの罰金が課せられましたが、営業停止とまではされないようで、観光地のあちこちで、はびこるぼったくりレストランは未だに存在するのが現実なイタリアです。

yuki

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