朝晩、涼しい風が吹き、過ごしやすい季節になってきました。
こんな季節は、赤ワインと合わせて、サラミの盛り合わせが、美味しく感じます。
ひとえに、生ハム・サラミの盛り合わせと言っても、部位により、いろいろなタイプがあります。
イタリアのスーパーには、既にパッキングされているものも売られていますが、大概、直接、その場で切り売りしてくれるバンコというブースがあって、好きなものを好きな分量で切り分けてくれます。
だいたい、100〜200grくらいが適量かと思いますが、サラミであれば、100grで2〜3人で楽しめますし、生ハムだったら同じ人数で200grくらいが適量かと思います。
トスカーナを代表するサラミといえば、「サラメ トスカーノ」。
比較的、脂肪分が大きくて、黒胡椒がよく効いています。
トスカーナ風といえば、塩気の多いものが多いですが、これが、イチジクと合わせると、非常に美味しい一品になります。
生ハムとメロンも良いですが、イチジクも、なかなかオツなものです。
こちらは、「コッパ」もしくは、「カーポコッロ」。
ブタの首元のお肉で、程よく脂がのった部分を燻製にしています。
豚肉にしては珍しくサッパリした、「ロンツィーノ」。「ロンバテッラ」とも言われるそれは、あっさりしたタイプ。
こちらは、「ソップレッサータ」と言って、ブタの顔の部分のお肉を寄せ集めて作ったもの。
見た目はグロテスクですが、コクがあるけど、意外にあっさりした風味。
たとえあげたらキリのない、トスカーナのサラミ。
ワインのお供には最高だなぁと、いつも思うのです。
2018.9.19

yuki

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