日中は、もう夏かと思うくらい、暑くなってきたフィレンツェ。
それでも夜になると、気温が下がり、その差は10度以上になります。
こんな季節の変わり目には、体調管理には気を使いたいものです。
イタリアでは、エルボリステリアという自然派薬局があり、まさに、西洋の漢方といったものが存在します。
「TISANA(ティサーナ)」と呼ばれるのがそのひとつ。その症状にあった薬草やスパイスを調合したカフェインなしのもので、お茶のように煎じて飲みます。
例えば、消化をよくする効果を求めるなら、Finocchio(フィノッキオ)。
ウイキョウの種は、胃の調子が悪い時に効果をもたらしてくれます。
また、Liquirizia(リクイリツィア)も同様の効果があります。
いくつかのハーブを合わせたものもあり、リラックス効果のあるものや、腸の働きを整えるものなど、まさに千差万別。
もちろん、使われている香草は、そのほとんどが、ビオ。
このマークが付いているものなら安心です。
値段も求めやすいもので、日本で購入できる漢方薬よりかなり安いと言えるでしょう。
薬局でも買えますが、スーパーでも手頃に購入できます。
イタリアに来られた際のお土産に良さそうですね。
2017.5.31
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yuki
イタリア在住20年以上。フリーランスとして、さまざまなサイトでライターとして活躍中。イタリアの魅力と旬な情報を日本に紹介しています。
趣味は、おいしい食材を求めて、いろいろなところを巡ること。

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