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レオナルド・ダ・ヴィンチ、没後500年 ~その1~

2019年はレオナルド・ダ・ヴィンチ(1452.4.15~1519.5.2)が没して500年に当たります。

イタリア、フランス、イギリスなどでは、没後500年を記念するイヴェントや展示がさまざまに行われます。

現存するレオナルドの絵画作品は、各地に点在しています。

「最後の晩餐」はミラノに、「モナ・リザ」「岩窟の聖母」などはパリ(ルーヴル美術館)に、「岩窟の聖母」の別ヴァージョンはロンドン(ナショナル・ギャラリー)に、という具合。

ですから、まとめて見るというのはなかなか困難です。

フィレンツェは、レオナルドが修業時代をすごしたところですから、レオナルドにまつわる作品や場所があります。

ヨーロッパ旅行をお考えの方は、このさいダ・ヴィンチをしのんで、フィレンツェ滞在を少し延ばしてみるというのもいいかもしれません。

見どころの第一は、ウフィツィ美術館のレオナルド作「受胎告知」です。

受胎告知(license)

(「告知」する天使の姿に緊迫感が感じられますが、この作品については、回を改めて述べましょう。)

 

第二に、もしウフィツィ美術館においでになるなら、「キリストの洗礼」(1472年~75年)も必見でしょう。

この作品は、ヴェロッキオ(1435年頃~1488年)とレオナルドの合作とされています。

レオナルドダヴィンチキリストの洗礼(license)

ヴェロッキオはレオナルドの先生に当たります。

この作品の左下で、ローブを持つ天使は、レオナルドが描いたと、ヴァザーリ(1511年~74年。『ルネサンス画人伝』で知られる)は書いています。

師のヴェロッキオは、レオナルドの描いたところを見て、以後、「二度と絵具を手にしなくなった」と『ルネサンス画人伝』(白水社版、142頁)は書いており、それだけすばらしい出来栄えだったといえます。

ヴェロッキオ工房のあった場所を探すのも面白いかもしれません。

 

第三に、ヴェロッキオのブロンズ彫刻「ダヴィデ」です。この彫刻はレオナルドの作品ではないのですが、そのモデルはレオナルドであるとされています。

この「ダヴィデ」像を所蔵するバルジェロ美術館所蔵はウフィツィ美術館のすぐ近くですから、これもぜひ見ておきたいところでしょう。

バルジェロ博物館ダヴィデ(license)

 

第四は、フィレンツェ大聖堂(ドゥオーモ。サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)です。

このドゥオーモの上部のドーム部分(クーポラ)は、ブルネレスキの設計になり、これが1434年に完成。

しかし、クーポラ頭頂部に載せる先端部(ランターン)だけでなく、その天蓋の天頂に置くブロンズの球も未完成でした。

この球の製作を担当したのがヴェロッキオで、レオナルドは、自身がその球の接合作業に参加したと述べています。

この球を間近に見ようと思えば、ドゥオーモのすぐ脇に立つ「ジョットの鐘楼」に昇り、そこからドゥオーモのクーポラの頭頂部を眺めるのがよいでしょう。

フィレンツェのドゥオーモ

レオナルドは画家だというイメージが強いかもしれませんが、「ジョットの鐘楼」からクーポラ頭頂部を見れば、画家にとどまらないレオナルドのすごさがひしひしと感じられます。

 

第五は、レオナルドが誕生し、幼少期をすごしたヴィンチ村で、ここはフィレンツェの西約25キロのところにあります。

レオナルドダヴィンチの生家

 

レオナルドにまつわることは、フィレンツェにはまだまだありますが、それは、次回のお楽しみに。

2019.4.12

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